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トラブル事例

ペット葬儀では、「家族が亡くなった時と同様の手順で火葬されない」等、トラブルがあとを絶ちません。ここでは、私が実際に体験したペット葬儀のトラブルをご紹介します。

◎金銭トラブル

今でも思い出すと怒りを感じます。ペット斎場の開店に向けて準備をしていた時、業者さんの紹介で、東京にて移動火葬業をしているO氏と知り合いになりました。彼からいろいろとアドバイスを受けて信用してしまった私は、ある時「私の会社のフランチャイズに加入すれば、茨城県の仕事を愛心さんに全部お任せします」と言われ、その言葉を疑うことなく賛同。加入金50万円を振り込んでしまいました。しかし実際にはフランチャイズなどなく、今でも50万円は帰ってきていません。同業者の皆様も、フランチャイズ加入の話には十分にご注意ください。

◎移動火葬業者さんの多額の請求

ご夫婦のお客様が突然、「訳有りなんです、お願いします」と予約なしに斎場に来られました。そのときご主人はブルーシートをしっかり抱きかかえていました。シートの中には15kg位の黒焦げた犬ちゃんの姿があり、即、火葬をする事にしました。火葬中ご夫婦は複雑な顔をしていましが、だんだんと気持ちが落ち着いたのか、話を聞かせてくれました。 その内容は信じられないものでした。当斎場に来られる前に、別の業者さんに移動火葬をお願いしていたところ、火葬が始まり数分たった頃に、「電話で聞いた犬ちゃんより大きいので」と別途数十万の請求受けたのだそうです。ご夫婦はその火葬を中止し、あわてて斎場に飛び込んで来られたのでした。
当斎場で無事火葬が終わり、ご夫婦は白い骨を見て安心して一つ一つ骨を骨壺に拾っておられました。 多くの移動火葬業者は、真面目かつ真剣です。しかしこのような一部の心ない業者のため、昨今は評価が悪くなっていると感じています。

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